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引越しの基礎

引越しの基礎


引越と敷金礼金について

引越をする場合、様々な費用がかかります。
例えば物件を契約するにあたり必要となる敷金礼金ですが、全ての物件で一律で何万円と決められているのではなく、その物件を借りるときに1ヶ月に支払う賃料を基準として1ヶ月から2か月分が平均的な相場です。

例えば、大学生の一人暮らしをする場合、その平均家賃は5万4650円という調査結果が出ています。
そこで敷金、礼金ともに2か月分といくことになれば、5万4600円の4倍、すなわち21万8600円が必要となります。
しかし、世の中には敷金と礼金が0円としている物件もあります。

安くても20万円以上かかる敷金・礼金が必要ないとなれば、それだけ引越をしやすくなるメリットがありますが、
同時にデメリットも潜んでいます。

例えば、次のようなことが考えられます。
敷金・礼金とは別の名目で料金を徴収されるかもしれないこと。
退去するときに発生するハウスクリーニングの費用を請求されるかもしれないこと。
引越をしやすいということで、トラブルを起こす住民もいる可能性が高まること。
契約期間内に契約を解除して退去する場合には、賃料を上乗せされて請求されるかもしれないこと。
等々です。

無論、資金・礼金0円の物件が全てこれらのトラブルの要因があるわけではありませんが、可能性の問題として通常の物件より資金・礼金0円の物件のほうがトラブルとなるリスクが高いといえるのです。

引越先の物件を検討するのであれば、そのことを踏まえて良く比較検討することが最善です。
その上で、引越をするとき、引越業者が行う主なサービスについてみていくと、
見積もり、荷物の運搬、家具の設置、ダンボール等の梱包材の販売(一部無料の場合あり)がどの業者でも共通して行います。

その他引越にかかる費用

敷金・礼金以外の費用についてみていくと、まずは荷物を運ぶための運賃が主要な項目です。
運賃は時間あるいは距離で計算され、近距離ではトラックで荷物を運んだ時間、長距離ではトラックで走った距離を元に計算されます。

これが休日、深夜料金など時間外の引越しでは、割り増し計算されます。
作業をするスタッフ人件費は、一人単位で計算されることになります。
一人当たりの単価は2万円から3万円程度が平均で、こちらも時間外の作業であれば割増料金となります。

荷物の梱包やエアコンなどの家電の配線、不用品の処分、荷物の預かりなどもサービスとして行いますが、利用すると別料金を請求されることが一般的です。
大型家具の設置は基本サービスの中に入りますが、ピアノや金庫のように特殊な運搬機器が必要となる家財についても別料金となります。
自動車はバイクは所有者が運転して運ぶことも出来ますが、長距離の引越しでは運転すると手間と時間、体力が必要となるので、引越し業者が提携する運送業者に料金を支払い運んでもらうことが可能です。

さらに、引越し業者ごとに独自サービスを展開していることがあり、
家具の耐震補強や家具のレンタルなども手がけています。

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