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引越し業者の種類について

引越し業者の種類について

自分にあった引越し業者を選ぶ



個人事業主から大手の業者まで種類は様々。業者の種類とその特徴を解説していきます。

業業者

言わずと知れた引越し専門の、引越し自体を事業としている業者のことです。
通常業務が引越しに特化しており、運送業として小包等の業務などと兼用をしていません。
特徴としては、住んでいた場所を引き払う際に、専門の片付けサポートや要員を配置し、
スタッフも時間テーブルに沿って動いており、ほかの業者に比べ割高感があるかもしれません。

しかし、専門業者なので、個人、企業問わず請け負ってくれる場合が多いです。

引越しと聞けば一般的な家庭の引越しを思い浮かべるかもしれませんが、
施設を傷つけない養生とか、専門の運搬容器や用具を独自開発していますので、
個人事業主の事務機、例えばレーザーコピー等など、兼業業者では特別料金となる運搬も、運送コストをかけているので、顧客要求に迅速に応えてくれます。
実際事務所移転に引越し業者が使われることはごく普通です。
また、事業が住居や事務所移転に特化してるため、
クチコミや評判には、他業者に比べ敏感なところが有り、アフターサービスも充実してるところが多いですね。


引越し専業業者の特徴

他業者に比べ費用において割高感が強い

荷物の準備、積み込み、運搬、開梱等に専門スタッフを配置しているので作業が迅速

タイムテーブルでスタッフが動いているので、時間の管理がしやすい

繁忙期でも運搬手段に代替えを提案してくれる場合もあり、計画が立てやすい

引越しにおける特殊なケース(ピアノ等の運搬)など、独自技術がある

見積もりまでのフォーマットが細かいので、オプションを選びやすい

輸送トラブルに対する保険や補償などに対応

梱包から開梱、不用品廃棄、設置指定まで全て業者任せにするプランがある
パッケージングされたプランが多い(おまかせパック、単身パック、一時荷物保管など)

引越し兼業業者

極普通の一般運送業者と思って差し支えないと思います。
一般的な運送業務は小荷物や、場合によっては生もの以外の食料品運搬している業者だったりします。

しかし、小荷物を運ぶ際の梱包資材や引越し先の荷物の運搬開梱は、やはり通常業務と変わらずプロフェショナルなので、
粗雑な扱いを受けのではないか?といった心配はいりません。

価格帯が比較的安いのですが、通常小荷物運搬閑散期である1〜2月、6〜8月、10月あたりに大型トラックが比較的空く場合が多いので、
単身や夫婦二人住まいなど、引越し荷物が少ない場合の方が繁忙期などは利用しやすい
かもしれません。

逆に、引越しの時期である4月や暮れ手前の11月あたり、あるいは異動の時期などの転居が集中する時期は、
大型トラックの手配がかえって難しい場合があるようです。

一番の特徴は通常業務が地域に根ざした小荷物運搬ですから、全国規模で支店が点在するおかげで個人宅の住所に精通している場合が多く、
引越し先でのトラブルが少ないことが挙げられるかもしれません。

引越しの宣伝をやっている宅配業者も、配送スタッフと引越運送スタッフは兼用という場合もあります。


引越し兼業業者の特徴

繁忙期と閑散期での対応に差が生じやすい

特殊な運搬には対応してくれない場合がある

オプションが少なく見積もりも電話でのやり取りだけになる場合もある。

専用スタッフではない場合、経験の差があるため効率的に作業時間が読めない場合もある

専業業者より割安。

時間対応は細かく指定できない場合もある。

競合他社が多数いるので、選択肢が広く選びやすい

日本では引越し専門というよりは、本来大型運送や宅配事業業者が事業拡大のために、
引越し事業に乗り出してるパターンが多いので、引越し専門とは言っても、すべてが専門スタッフを揃えられるわけではないようです。
それに、兼用事業であるためサービススタッフの入れ替わりも比較的多く、
専門知識の共有という意味では臨時のアルバイトなども活用しているので、十分ではない場合もあります。

また引き払い場所と引越し先での対応が、トータルで同じスタッフの場合も多く、
繁忙期などで要員が足らない場合には日時指定の融通は難しいところがあります。


軽貨物運送業者

通常は個人事業主で、小荷物や単発での依頼小荷物などを運搬している業者です。
単身でワンルームに住んでいて、引越し先も同じであるとか出張で少しの荷物を運ぶだけとか、
自分では無理だが業者を頼むほどではない程度の荷物なら割安かもしれません。

独立開業で独自にサービスを展開するところも多く、距離別制運賃、時間制運賃、引越し割りまし運賃等、適用範囲が会社によって異なる場合があります。

また、運送経験からくる作業クオリティーもバラつきがある場合が多く、引越し兼業業者が臨時で利用する場合もあります。
従い、利用する際は見積の他、料金の内訳が明瞭かどうかの見極めが必要になるでしょう。

場合によっては、レンタカーを自身で借りて、準備も積みおろしもした方が結局割安だったとなる場合もあります。
昔からある赤帽などがそれにあたります。


軽貨物運送業者の特徴

地域にある個別事業者を電話帳から気軽に探せる

料金は交渉で変化する場合もある

大型の家電は請け負ってくれない場合もある

長距離に関しては対応してくれるか、(県外、離島等)どうかはわからない

作業効率や丁寧さに欠けてしまってる場合もある

自分で準備すれば、同乗しての荷物積み下ろしだけで終われることもできる。

ワンルームの家具備え付きの場所への引越しなら、メリットはあるかも。

住居を引き払う場合、業者が地元なので地理に精通しているので早い

見積もりの交渉力が場合によっては必要

大手運送業者が引越しの宣伝に力を入れていたりするので、必ずしも思ってるイメージと実際に引越しを終わった時の感想はなかなかバラつきがあるものです。

例えば大手引越し業者と思っていたら、主たる業務は小包販売の方が実績が長いなど、
現在では非常に多くの運送会社が凌ぎを削って価格競争をしているため、
価格に非常に目が行きがちです。

しかし、大切な荷物を元の状態保ったまま運ぶことが何よりの大前提ですので、
選んだ業者の対応によって再び引っ越す際の参考になっていくということになります。

現在は一戸建ての他に、新築マンションへの転居も盛んですから、設備を保護する養生の質や資材の充実度によっては、転居先の設備に傷や、場合によっては事故等の補償なども出てきてしまいます。

また戸建の場合でも、たまたま不慣れな配送員に当たって、近所に迷惑をかけてしまうと、
住み始める前から状況を悪くしてしまうものです。


自分にとて引越す機会が少なければ、初めは引越しだけに特化したサービスのある引越し専業業者を選ぶのがトラブルがなく安心です。

現在はほとんどが6社ほどが大手寡占状態にあるといえますが、
そもそもが引越し産業というのは、生産性が低い装置産業と呼ばれ、企業自体の設備投資、
独自梱包材(シューズ専用ケース、食器、ガラス器専用ケース、専用緩衝材など)の開発や、専門昇降機の付属したトラックなど、
そうした収益とかかるコストの点では、専業業者同士ではランニングコストを下げることはできない状態です。

従って価格というより、サービスの質、見積の明確性や時間管理のタイムテーブルの予測(電話や電気などインフラの開始時期と同時間にぶつかるかどうかとか)がつきやすいなど、そうしたソフト面での比較が一番参考になるかと思います。

と特に電気関係は設置する際にキッチン周りなどどうしてもコンセントの位置など確認する必要から、
ホームセンター、電気屋からの配送とタイムテーブルを合わせる必要が出てきます。


兼業引越し業者は、元が大手運送会社、特に宅配事業からサービスを拡大した経緯のせいか、
独自サービスよりも配送トラックの実質的な台数などから、常に宅配事業閑散期のシュアを確保するために、価格の安さに重点を置いている場合 があります。
そもそもが部屋を引き払う際の掃除サービスや、すべてを業者任せにする"おまかせパック"のようなサービス自体が専業業者が開発したものなので、
現在引越し業界シェアの中で、専業業者の次にシェアのある業者では、価格とスピードが重視される傾向が強いです。

価格にばかり目が行きがちですが、適切な要員を地域で確保できる専業業者の場合の方が、
時間的なメドが立てやすいのかもしれません。

そのサービスを比較するうえで、以下が参考になるかと思いますが会社選びよりも、引越しにかかる手間の面倒さの割合から、
サービスの差が業者選びのポイントと言えるでしょう。

最も気にかかるのは、やはり引っ越す際の梱包整理、開梱作業ということでしょう。


引越しの際に面倒だと感じること

1.荷造り/梱包----------55%

2.不用品処分----------32%

3.引越し業者選び----15%

4.ゴミの処理-----------13%

また引越しに関して、依頼する側がトータルの作業の流れや見積の見方などに慣れてない場合は、
価格で選んでしまうと作業と価格が妥当かどうかつかみにくいので、トータルである程度、
専業業者に任せたほうが見積もりは細かく検討できやすいです。

計算方法としては、
必要人員×必要時間
トラック荷台専有面積×台数
小荷物ひとつ辺りの容積と重量の割合の合計
引き払い場所の階数及び引越し先の階数
特殊工具及び道具の準備費用(ピアノ等)
交通費などの必要経費
資材代
などが挙げられます。

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